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インド人社長が開発したアイスバッテリーをANAも採用!物流を変える勢いか?

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#生活 2020/02/03公開

2020年2月2日の「がっちりマンデーの日本で旗揚げ☆小さな会社の外国人社長!!」で紹介された、インド人社長が開発した「アイスバッテリー」には驚きました。

 
いままで全然知らなかった「アイスバッテリー」。結構いろんなところで活用されているんですね。

 
アイスバッテリーのシステムを販売しているインド人のパンカジ・ガルグ社長が経営する「アイ・ティ・イー株式会社」ですが、2007年設立ということ。

 
17年を経過して注目さて始めているようですが、すでにコンテナなANAなどが採用している保冷ボックスなど、いろんなタイプの商品を開発販売しているようです。

 
物流を変えるとも言われている「アイスバッテリー」についてすごく興味がありましたので調べてみました。

 

 
 

インド人社長が開発したアイスバッテリーとは

アイスバッテリー」とはいわゆる保冷剤ですね。一般の保冷剤とは異なり、指定温度で一定の温度を長時間保持できる高性能の保冷剤なのです。

 

インド出身の社長「パンカジ・ガルグ」氏は、現在の「アイ・ティ・イー株式会社」設立以前、ITエンジニアでインテル(株)に勤務されていました。そのインテル時代に半導体の冷却技術にヒントを得て、「アイスバッテリー」を開発されたようです。

 
インドでは冷蔵・冷凍物流の発達が進んでいず、食料を遠くへ運ぶことができないので約4割が廃棄されているそうです。

 
また、冷蔵保存が必要な医薬品も同様に届けることができない状況でした。

 
「アイスバッテリー」開発には、インドのこのような状況があったと話されています。

 
インド人の「「パンカジ・ガルグ」社長が開発した「アイスバッテリー」は以下の特長があります。

 

  • 指定した温度で一定の温度を長時間保持
  • 冷蔵・冷凍環境での一定の湿度を長時間保持
  • 扉の開閉で温度と湿度が変わらない
  • 繰り返し使える(約2200回)
  • それぞれの温度タイプによって色分けされているので、 アイスバッテリーはお客様のニーズに合った様々な温度への対応が可能

 
 

アイスバッテリーを利用した製品群

アイスバッテリーはいろんな製品に利用されています。

 
身近なものでは、

 

アイスバッテリー クールジャケット

 

 
作業着やスーツの下にでも着れるクールに冷やしてくれるクールジャケット

 
クールジャケットの保冷剤には、長時間保冷輸送、温度管理を必要とする医薬品などの運搬に実績のある高機能保冷剤「アイスバッテリー」を採用

 
楽天で買えますよ!

 
 

アイスバッテリー保冷剤付き横型バッグ

 
気温35℃の真夏日、猛暑日の暑さの中でも、冷たさがピタッと一定温度で保冷できる!
 
アイスバッテリーミニと専用クールバックがコンシューマー向け商品【Gembaシリーズ】として発売!

 
 
企業向けにはこんな製品があります。

 

専用保冷カゴ車(アイスバッテリーカート)

電源を必要としないし、CO2排出も無いエコロジーな製品ですね。

 

 

アイスバッテリーコンテナ

低温保存が必要な貨物を運ぶコンテナなどにも利用されていますね。

 

 
 

低コストでCO2削減に貢献

電源を必要としない冷凍・冷蔵での輸送にはドライアイスが利用されます。

 
もちろんご存じだと思いますが、ドライアイスはCO2を個体にしたものです。時間とともに気体のCO2に戻ります。

 
このCO2は温暖化等の環境も問題やCO2自体が商品を痛めたりするようです。

 
また、ドライアイスでの温度管理は難しいとのこと。

 
その点、高性能保冷剤の「アイスバッテリー」は環境に優しいだけでなく商品の温度を一定に保つことが可能なのです。

 
 
特にワクチンや試験薬などの医薬品等の輸送では温度管理が必須で、一定温度を保つことが必要なのです。

 
「アイスバッテリー」は、医薬品の物流にも貢献しているようですね。

 
 

アイスバッテリーを採用したANA

2016年からANA(全日本空輸)はANAが提供する国際貨物輸送における高付加価値貨物輸送商品にるアイスバッテリーを利用した商品を提供しています。

 
「アイスバッテリー」の技術は、従来温度管理が困難である等の理由で輸送を諦めていた生鮮食品、医薬品、半導体素材などの化学品についても、一定の温度で長時間の定温輸送が可能にしたようです。

 

 
 

インド人社長が開発したアイスバッテリーに関するまとめ

「アイスバッテリー」が活用される場合を考えてみました。

 
たとえば、クール宅急便。

 
クール宅急便の配送車には室外機がついているようですから、機械で冷やしているのでしょう。

 
ただ、「アイスバッテリー」に変えるとなると、保冷剤の冷凍や保冷車のスペースの問題など利用が進むか疑問ですね。

 
やはり、 「アイスバッテリー」の利用は医薬品などの配送や新鮮な野菜や魚介類を遠くに運ぶ航空貨物などへの応用がベストなのかも知れません。

 
しかし、いろんな分野での活用が期待されているようで、「アイスバッテリー」を利用した物、機器などが開発されると用途が広がると思われます。

 

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